LMSアルゴリズムによるFIR適応フィルタ


目的

 アルゴリズムによるFIR適応フィルタFIRフィルタを作成し、 その動作を確認します。


方法

 N次のFIR適応フィルタフィルタ

          N-1
    y(n) = Σ wi(n) x(n-i)
          i=0

    e(n) = d(n) - y(n)

    wi(n+1) = wi(n) + μ e(n) x(n-i)
を作ります。 高次FIRフィルタを参考に、 誤差信号eの計算、 フィルタ係数wi(n+1)の更新を追加します。

 適応フィルタを実際に動作させるためには、 目的信号d(n)が必要になります。 したがって、動作確認は、 エコーキャンセラのようなシステム推定や、 線形予測で行います。


(作成: 2001年9月14日, 最終更新: 2000年10月17日)